« 木村ショック | メイン | 発掘型の出版社じゃないとダメだ »

「多角化」ではなく「総合化」

前職の出版社にいたとき、年に1回の社長との One to One
ミーティングの際に、「飲食店をやりましょう、なんて畑違いの
わけのわからないことは言いませんが、新規事業を始めるなど
夢のあるビジョンを発信してくれませんか!」と言ったことが
あります。


あの頃は、若かったなぁ~


さて、前職の社長は、出版一筋の手堅い経営で会社を成長
させた方なのですが、「飲食店もいいかもね」と思わぬ返答が。


もちろん、飲食事業に進出するということにはなりませんでしたが、
そのときの社長の言葉は、半分冗談で、半分考えてもいいかなぁと
いう言葉だったのだろうと、自分で経営をするようになってから
わかるようになりました。


そのビジネスを成功させるノウハウとセンスがあるかというのは
別で、売掛商売の出版業にとって、現金商売の飲食業は魅力的に
見えます。現に、飲食店や不動産などの売上が、本業の資金繰りを
カバーしている出版社は実はけっこう多いです。


本業の他に、儲かりそうな事業に手を広げることを一般に「多角化」
と言います。


バブルのトラウマか、事業の多角化戦略に対しては否定的な論調が
今でも多いのですが、新たに始めた事業が成功することほど、企業
を飛躍させることはない
と思いますし、既存の事業に閉塞感がある
のなら、余裕のあるうちに事業の多角化を検討することもありと
思います。


ただ、「餅は餅屋」という言葉があるように、畑違いのことを始め
てそううまくいくとは限りません。


当社の場合、「多角化」ではなく既存のビジネスコンテンツを有効
活用した事業の「総合化」を考えるべきであり、今、それらに取り
組んでいる最中です。


総合化は、売上を上げ、収益の間口を広げることが目的ですが、
それ以上に、新しいことにチャレンジすることで、自分やチームの
モチベーションを高い位置で保つために必要なことです。


ありがとうございます!
『仕事は部下に任せよう!』Amazon.co.jpビジネス書ランキング
1位になりました!


070206.jpg


投稿者 kobayakawa : 2007年2月14日 19:48

コメント

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cm-publishing.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/804


TOP PAGE